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2016.09.23

COMPANY

ペルノ・リカールグループ2015/16の業績結果発表
2016年6月期は増収増益、売上は前期比2%増の有機的成長を達成*
既存事業における営業利益も前期比2%増と有機的成長を達成**
フリーキャッシュフローは前期比31%の大幅増

2017年6月期の業績見通し:既存事業における営業利益で2〜4%の伸びを見込む

フランスの洋酒メーカー、ペルノ・リカールグループは9月1日、パリ本社にて2015/2016年の決算を発表しました。
(*為替変動の影響を加味したベースでは同1%の増収、**為替変動を加味したベースでも同2%の増益)

決算概況

売上
2016年6月期の通期売上は86億8200万ユーロとなり、前期(フランス要因*1)から2%増の有機的成長を達成しました。為替変動の影響を加味したベースでは1%の増収です。

売上伸長の要因は主に米国およびスペインでの販売が好調であったことです。
・北米・南米地域:前期が2%の増収であったのに対し、当期はそれを上回る4%の増収となりました。これは米国での販売が前期は横ばいであったのに対し、当期は4%増となったことが貢献しています。
・アジアおよびその他地域:中国(前期比9%減)、韓国および免税販売が不振でしたが、インドおよびアフリカ・中東地域が2桁増となり、全体では1%の増収となりました。
・欧州:前期は売上が横ばいでしたが、当期は1%の増収となりました。スペインでの販売が特に好調で、加えてほとんどの市場で増収を達成しましたが、フランスでは決算修正の影響で減収となりました。そのフランス要因*1を加味すると、欧州での売上は前期比3%の増収となります。

主要14ブランドの売上は堅調で、プレミアムワインおよび主要ローカルブランドが好調でした。
・ジェムソン、バランタイン、ペリエ ジュエ、およびインドのウイスキーが好調でした。
・シーバスリーガルとアブソルートは苦戦しました(ただし、米国における販売は前年比の改善が見られました)。
・プレミアムワインについては、カンポ・ヴィエホが売上増に大きく貢献しました。

イノベーションが成長を牽引
・継続的な広告・販促投資により、グループ全体で達成した前期比2%の売上増のうち1%分はイノベーションの好調によるものです。
・イノベーションがプレミアムカテゴリーの売上増に貢献しました。
・ジェムソン カスクメイツ、ザ・グレンリベット ファウンダーズリザーブ、シーバスリーガル エクストラを発売し、好評を得ました。

第4四半期の売上は18億6900万ユーロで、前年同期に対し1%の有機的減少となりました。為替変動の影響を加味したベースでは7%の減収です。フランス要因*1および米国での出荷調整の影響を加味すると、第4四半期の対前年同期比は2%の増収となり、通期の伸長率と同水準でした。

*1.2015年7月1日付けで実施したリカール社とペルノ社の事務管理部門の相互化に先立ち、2015年7月出荷分の売上を6月に前倒計上しました。

決算発表にあたり、ペルノ・リカールのアレクサンドル・リカール会長兼最高経営責任者(CEO)は、「当グループの2016年6月期の業績は好調でした。既存事業の当期営業利益は目標を達成し、さらに中期戦略・目標の達成に向けて、継続的な投資を行い、様々な重要施策を実施しました。
2017年6月期につきましては、事業環境の変化が予測される中、2016年6月期を上回る業績を目指します。そのために重点市場、ブランド、イノベーションに対する投資を継続し、さらに経営効率を高めてまいります。それにより、2017年6月期の既存事業における営業利益は対前期比で2〜4%の有機的増益を見込んでおります。」と述べました。

日本での業績結果
・引き続き大きく売上を伸ばしました。
・主要14ブランドの売上は、特にペリエ ジュエの好調により二桁増を達成。
・価格と製品ミックスの良化がプレミアム化を牽引しました。

決算の詳細

利益
既存事業における2016年6月期の通期営業利益は22億7700万ユーロとなり、これは前期に対して2%の有機的増益です。為替の影響を除いたベースでも2%の増益となりました。
・当期の売上総利益率の悪化は0.13ポイントにとどまり、前期の1.05ポイントに比べ悪化率が減少しました。
 - 平均単価が、前期は横ばいでしたが、当期は1%上昇しました。
 - 地域的要因により製品ミックスが悪化しました(インドでは良化したものの、中国では悪化)。
 - 原価管理を徹底し、製品ミックス要因を除いたベースでの売上原価率は1%の上昇にとどまりました。
・広告・販促費は前期比1%の上昇となりましたが、売上比率は19%と前期から変わっていません。主として主要イノベーションプロジェクトおよび重点市場(特に米国)に投下しました。
・固定費の管理を徹底し、その伸び率を売上の伸び率並みに抑えました。

既存事業における当期の営業利益率は前期比0.07ポイントの改善となりましたが、これは人件費の抑制と業務効率改善施策によるものです。
経常項目に対する法人税率は前期とほぼ同等の25%となりました。
グループの既存事業における純利益持分は、前期比4%増の13億8100万ユーロとなり、これは過去最高益です。
グループ全体の純利益持分は、前期比43%増の12億3500万ユーロとなり、これも過去最高益です。

フリーキャッシュフローおよび負債
当期の既存事業からのフリーキャッシュフローは12億ユーロと堅調で、前期から4%増加しました。
当期の純負債は前期から3億500万ユーロ減少し、87億1600万ユーロとなりました。これはフリーキャッシュフローが10億6100万ユーロと堅調であったことによるものです。
当期の平均負債コスト比率は前期の4.4%から4.1%に低下しました。2017年6月期の負債コスト比率は3.8%を想定しております。

2016年6月30日時点での、平均為替レートにおけるEBITDA対純負債比率は3.41*2で、2015年6月30日時点の3.5から改善しました。有機的には0.3の大幅な改善となりましたが、新興国通貨に対する為替差損により改善幅は圧縮されました。

有利な条件で債務の借り換えを行うことができました。ムーディーズは2016年5月にペルノ・リカールの格付けをBaa2/P2に引き上げました。

予定配当
年次株主総会において提案される1株当たりの配当は、前期比4%増の1.88ユーロです。配当性向は36%で、これは既存事業から得られるグループの純利益の約3分の1を株主への配当支払いに充てるという従来の方針に沿ったものです。

*2期中の1ユーロに対する米ドルの平均レートは2015年6月期が1.20ドルであったのに対し、2016年6月期は1.11ドルでした。

中期戦略を実行するための施策
2015年6月のアナリスト向け説明会で発表したグループの中期戦略ロードマップを実行し、さらなる業績向上をはかるために、以下のような重要施策を実施しました。
・米国市場での売上拡大とイノベーションの加速
・業績強化のための組織変更
 - 北米・南米地域の組織簡略化
 - メキシコとブラジルに現地法人設立
 - 本部直轄のグローバル免税販売部門の設置
 - 米国ペルノ・リカール社の改革完了
 - 中国市場の変化に対応した組織見直し
 - 韓国での組織変更

・業務効率改善施策の実施
 - サプライチェーン、製造、調達、広告・販促を対象
 - 既存事業における中期的な営業利益率改善効果が期待できます。2016年6月期から2020年6月期までで、計2億ユーロの損益改善効果(主として広告・宣伝費と売上総利益の改善とその他若干の固定費の削減による)を見込んでおり、その約半分を広告・販促費に再投資する計画です。
 - さらにキャッシュベースで計2億ユーロの削減効果を2016年6月期から2020年6月期までの期間において見込んでおります。

・ポートフォリオおよびリソース配分の管理強化
・的を絞ったM&A活動により、非中核資産(パディなど)を売却し、成長著しいプレミアム分野に特化した買収(モンキー47)を実施

ペルノ・リカールは以下の中期経営目標達成を見込んでおります。
・売上成長率4〜5%(年率)
・営業利益率の向上

ペルノ・リカールについて

ペルノ・リカールは、スピリッツとワインの市場において世界第2位のリーディングカンパニーです。
2015/16年度の連結売上は86億8200万ユーロでした。
1975年に、リカール社とペルノ社の合併により設立された後、本業での成長と、シーグラム(2001年)、アライド・ドメック(2005年)、ヴィン&スプリト(2008年)などの買収を経て、現在に至ります。
ペルノ・リカールは、アブソルート ウォッカ、リカール(パスティス)、バランタイン、シーバスリーガル、ローヤルサルート、ザ・グレンリベット(スコッチウイスキー)、ジェムソン(アイリッシュウイスキー)、マーテル(コニャック)、ハバナクラブ(ラム)、ビーフィーター(ジン)、カルーア、マリブ(リキュール)、マム、ペリエジュエ(シャンパーニュ)、ジェイコブス・クリーク、ブランコット・エステート、カンポ・ヴィエホ、グラフィーニャ、ケンウッド(ワイン)など、業界内でも特に有名なブランドを数多く保有しています。
ペルノ・リカールは、約18,000名の社員と、6社の「ブランド カンパニー」、そして各市場に設立された85社の「マーケット カンパニー」からなる分社化された組織です。持続可能な発展を目指すと同時に、責任ある飲酒の普及に努めています。
ペルノ・リカールの戦略と熱意は、「企業家精神」「相互の信頼関係」「強い倫理観」という3つの主要な価値観に基づいており、これに従って事業を展開しています。
NYSEユーロネクストに上場しており(ティッカー:RI、ISINコード:FR0000120693)、CAC40指数のメンバーでもあります。

ペルノ・リカール ホールディングのお問い合わせ先
Julia Massies / VP, Financial Communication & Investor Relations
Tel. : +33 (0)1 41 00 41 07
Sylvie MACHENAUD / Director External Communications, Pernod Ricard Holding, Paris
Tel.:+33 (0)1 41 00 42 74

ペルノ・リカール・ジャパンのお問合せ先
ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
人事・コーポレートコミュニケーション本部長 富田直子
パブリックアフェアーズ・コーポレートコミュニケーションマネージャー 水林ジュリア
電話(代表):03-5802-2670

連結財務諸表は監査済みです。法定監査役による報告書は、監査報告書のレビュー後に発行されます。
当社の2016年6月期連結決算の詳細は下記のウェブサイトに掲載しております。
www.pernod-ricard.com

注:本プレスリリースに明記した売上、利益の前期比は、別段の表記がない限り、事業売却および為替変動などの影響を除いた本業についてのものです。

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