2015.11.30
CHAMPAGNE
『ペリエ ジュエ』三嶋りつ惠とコラボレーション
1811年創設の老舗シャンパーニュ・メゾン『ペリエ ジュエ』は、ベネチアを拠点にグローバルに活躍する日本人現代アーティスト 三嶋りつ惠とのコラボレーションアートを「デザイン・マイアミ2015」において発表いたします。
ペリエ ジュエは創業以来受け継がれている“日常を美しく彩る哲学”を基に、国際的なアートフェアである「デザイン・マイアミ」とのパートナーシップを結んでいます。ペリエ ジュエとアートとの関わりは、アール・ヌーヴォーを代表する著名なガラス工芸家エミール・ガレがボトルにアネモネの花を描いた1902年に始まり、以来さまざまなアーティストとのコラボレーションを展開してきました。シャンパーニュ地方、エペルネのペリエ ジュエのメゾンには世界最大のアール・ヌーヴォー作品のプライベートコレクションを保有しています。ペリエ ジュエはアートと共に過ごすことで、日常の中にも非日常を生み出すことを今日まで大切に受け継いできました。
この度の三嶋りつ惠とのコラボレーションは、「デザイン・マイアミ2015」の出展作品をはじめとした3つの作品を2016年末まで通して発表をしていく予定です。ペリエ ジュエの繊細でフローラルな味わいをインスピレーションとして表現される作品を、ぜひご期待ください。
エミール・ガレから三嶋りつ惠へ、時代を超えた共通の哲学
ペリエ ジュエが大切にする、自然への敬意、そして日常を美しく彩る哲学を、共通の要素として作品を生み出すアーティスト 三嶋りつ惠とのコラボレーションは、メゾンにとって運命的なものでした。
1902年、自然の美を日常に取り入れるアール・ヌーヴォーのガラス工芸家エミール・ガレはペリエ ジュエのために、当時影響を受けたジャポニズムから、日本の秋明菊をモチーフとした美しい花をボトルに描きました。その歴史的な創造から113年。時代を超えて、同じくガラスという素材を題材に活動し、自然の美を表現している日本人アーティスト 三嶋りつ惠が、ペリエ ジュエのために作品を創り上げます。
三嶋りつ惠は、作品をすべて手作業で制作することにより、素材と向き合い対話しながらその最大限の可能性を引き出すアーティストです。そうして創り上げられた作品は、緩やかなカーブを描き、自然の様々な光を反射することで、人々を魅了するガラスアートへと形を変えます。これは、変わりゆく天候や美しい泡を生み出すワインの発酵過程の中で、自然の恵みと向き合い、その可能性を引き出すペリエ ジュエのシャンパーニュ造りと共通しています。
ペリエ ジュエとのコラボレーションとして、「デザイン・マイアミ2015」にて発表予定の、光と影が主役の作品”All’ombra della luce”という巨大なインスタレーションを皮切りに、吹きガラスによるシャンパンクーラーの製作、2016年末にはペリエ ジュエの限定製品の発表を予定しています。
三嶋りつ惠について
日本・京都に生まれる。1989年にヴェニスへ移住し、製作・活動の拠点とし、1996年よりムラーノ島のガラス工房に通い始め、現在でも職人とのコラボレーションにより作品を生みだし続ける。自然の光の形とその反射にインスピレーションを受け、ガラスという媒体を通して表現を実践し、その作品は無色透明でありながら、反射する光はさまざまな色を絶妙なバランスで放つ。
現在までに日本のヴァンジ彫刻庭園美術館、シュウゴアーツ、オランダのイマンス・ファン・ブーニンゲン美術館などで個展を開催し、2009年第53回ベネチア・ビエンナーレにてベネチア館に出展。 2001年には、ロンドン・サザビーズよりジョルジオ・アルマーニ賞を受賞するなど、その活躍は国境を越え、さまざまな国で評価されている。
「デザイン・マイアミ」について
世界的なデザインフォーラム「デザイン・マイアミ」では、毎回、世界中から最も影響力のあるコレクター、ギャラリー、デザイナー、キュレーター、批評家が集まり、文化や商業の面からデザインを讃える機会を提供しています。毎年12月に米国のマイアミ、6月にスイスのバーゼルで開催されるアートバーゼルに併設されるデザイン・マイアミは、価値あるデザインを収集・展示・議論・創作するための貴重な場となっています。
詳しくは、ウェブサイト(www.designmiami.com)をご覧ください。
創業200年を越えるプレステージ シャンパーニュ・メゾン「ペリエ ジュエ」
1811年、シャンパーニュ地方エペルネ市に、ピエール・ニコラ・ペリエとその妻アデル・ジュエによって、ペリエ ジュエは創設されました。
ペリエ ジュエは傑出したブドウ畑を保有するシャンパーニュ・メゾンであり、繊細かつフローラルで上品な味わいをもたらすことで知られているそのワインは、1811年の創業以来、たった7人の最高醸造責任者に代々受け継がれてきた特別な製法によってつくられています。
ブランド初となるコラボレーションでは、アール・ヌーヴォーを代表するアーティスト、エミール・ガレが最高級キュヴェ「ベル エポック」のボトルを彩るアネモネの絵柄を手掛け、以来、ペリエ ジュエは著名なアーティストや新進デザイナー、例えばダニエル・アーシャムやノエ・デュショフール=ローランス、ミゲル・シュヴァリエ、東信、トード・ボーンチェ、スタジオ・グリテロ、シモン・ヘイデンス、ミシェル’トラクスラーなど、様々なコラボレーションを展開してきました。
http://www.perrier-jouet.com
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