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2015.11.02

S&R

「NO IKKI!」飲酒事故防止を目指す学園祭をサポート
11月10日(火)~16日(月) は「アルコール関連問題啓発週間」

フランスを本社とする洋酒メーカー「ペルノ・リカール」の日本法人、ペルノ・リカール・ジャパン株式会社は、今年も「アルコール関連問題啓発週間」(11月10日~16日)に先駆け、秋の学園祭シーズンにイッキ飲みや未成年飲酒の危険を訴える「第5回秋のNO IKKI!キャンペーン」を、都内を中心とする複数の大学学園祭実行委員会のご協力のもとに実施いたします。

■圧倒的に20代に多い急性アルコール中毒
秋の学園祭シーズンは、学園祭準備期間や事後の打ち上げなども含め、大学生にとって特に飲酒の機会が増える時期です。東京消防庁によると、2013年に東京消防庁管内で急性アルコール中毒によって救急車搬送された人数は12,960人に上り、年代別に比較するとその半数近くは20歳代もしくは未成年であることがわかっています。

■洋酒メーカーの責任として、今年も大学でイッキ飲みの危険・責任ある飲酒をアピール
お酒は本来、人間関係を円滑にし、楽しいひと時をもたらしてくれるものですが、若い世代に多く見られるイッキ飲みなど不適切な飲酒は、健康への害をもたらし取り返しのつかない事故を引き起こすこともまた事実です。
ペルノ・リカール・ジャパンでは、酒類を扱う企業の責任を果たす取り組みとして、大学生を対象としてイッキ飲みの危険を訴え、お酒との正しい付き合い方を学んでいただくことを目的に、2011年より学園祭中の飲酒事故対策に取り組む実行委員会の方々をサポートする「NO IKKI! キャンペーン」を継続的に展開しております。第5回目となる秋キャンペーンでは、都内を中心とする大学で啓発冊子や紙コップ、Tシャツなどを配布予定です。
今後もペルノ・リカール・ジャパンでは、「NO IKKI!キャンペーン」にご賛同くださった大学生の方々をはじめ、関係者の皆様のご協力を賜りながら、多角的に活動を広げてまいります。今秋実施する「NO IKKI!キャンペーン」の概要については以下をご参照ください。

「アルコール関連問題啓発週間」について

国民の間に広くアルコール関連問題に関する関心と理解を深めるため、2014年6月1日より施行開始された「アルコール健康障害対策基本法」では、11月10日から16日までをアルコール関連問題啓発週間と定めています。「アルコール健康障害対策基本法」は、アルコール依存症、多量の飲酒、未成年者の飲酒、妊婦の飲酒等の不適切な飲酒の影響による心身のアルコール健康障害対策に関し、基本理念を定め、国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、総合的かつ計画的に推進して、国民の健康を保護し、安心して暮らすことのできる社会の実現に寄与することを目的として制定された法律です。

2015年秋の学園祭での「NO IKKI!キャンペーン」実施概要

■ 一橋大学 一橋祭の実行委員会が、NO IKKI!ブースを出展。
【実施期間】 11月 1日(日) ・ 2日(月) 10:00~17:00
学園祭期間中、NO IKKI!Tシャツを着た学園祭実行委員がNO IKKI!ブースを出展。
来場者に対し、無理な飲酒の危険や飲み会時の注意をまとめたNO IKKI! リーフレット、アルコールパッチテストなどのツールを提供し、サポートいたし ます。飲酒事故防止を呼びかけ、自分の体質にあったお酒との付き合い方 について関心と理解を深めていただく啓発活動を実施します。

■ 第44回 学習院大学 学園祭に黄色の「NO IKKI! カップ(紙コ ップ)」5,500個を学園祭の実行委員会に無償提供。
【実施期間】 11月 1日(日) ~ 3日(火・祝) 15:30~18:00
酒類が提供される際、誰がお酒を飲んでいるかが一目見てわかり、飲酒についての注意を促すオリジナル「NO IKKI! カップ(紙コップ)」5,500個を学園祭実行委員会に無償提供。学園祭中、アルコールを提供する際に使用していただくことで飲酒事故防止を促します。
その他、来場者の多い大学学園祭では、学園祭のパンフレットへの無理な飲酒の危険を伝える広告の掲載や、実行委員会のご協力のもと、注意喚起のリーフレットを配布します。

[その他大学での実施内容]下記15大学にて、リーフレットを合計21,000部配布予定
お茶ノ水女子大学 / 東京外国語大学朝日町キャンパス / 法政大学市ヶ谷キャンパス / 早稲田大学早稲田キャンパス / 慶応義塾大学矢上キャンパス / 明治大学生田キャンパス /南山大学名古屋キャンパス / 三重大学大阪大学豊中キャンパス / 神戸大学六甲台第一キャンパス / 広島大学東広島キャンパス / 九州大学伊都キャンパス / 学習院大学 / 横浜国立大学 / 一橋大学

ペルノ・リカールグループ、およびペルノ・リカール・ジャパン株式会社について

ペルノ・リカール グループは、いずれもフランスの歴史ある洋酒メーカーであるペルノ社(1805年創業)とリカール社(1932年創業)が母体となり、1975年に創立されました。その後、製品の多様化と新しい市場の獲得という目的達成に向け、ウイスキーのシーバスリーガル、バランタイン、シャンパンのペリエ ジュエやG.H.Mummなど国際的な名声を得たブランドのポートフォリオを拡充しながら、流通ネットワークの整備に努めており、その販売網は今や世界80カ国に至っています。
ペルノ・リカール・ジャパン株式会社は、ペルノ・リカールグループの100%子会社として、1990年の会社設立以来、国内、及び免税市場において、グループ商品を中心とした酒類の販売を行っております。設立から25年を経た今、ペルノ・リカール・ジャパンは、スピリッツ&ワインカテゴリーにおける傑出したポートフォリオを保有し、国内市場および免税市場でのアルコール飲料販売においてめざましい発展を遂げ、有力なグローバル企業の一つとなっています。詳しくは下記URLをご参照ください。

「ペルノ・リカール」WEBサイト http://www.pernod-ricard.com/
「ペルノ・リカール・ジャパン」WEBサイト https://www.pernod-ricard-japan.com/

ペルノ・リカール グループの飲酒問題への取り組み

お酒は適量を楽しめば、親しい友人や家族、大切な人たちと喜びを分かち合うひと時のお供として、人生を豊かにしてくれるもの。しかし、飲み方を誤れば健康に害を及ぼしたり、事故の原因となることもまた事実です。ペルノ・リカールは消費者の皆様にお酒とそのリスクについて正しい知識を深めていただくための情報提供・注意喚起をしていくことが、酒類メーカーとして当然の責任であると考え、創業当初から、この分野でも業界をリードしてきました。
1971年、ペルノ社がアルコールの人体への影響に特化した研究機関、アルコール飲料研究所(Institut de Recherche sur les Boissons; IREB)をフランスで設立。以来、ペルノ・リカールグループは飲酒リスクの科学的解明や、啓蒙キャンペーンを世界各国で展開しています。
2011年には、全世界の社員が日々の業務を離れ、責任ある飲酒をアピールする活動に従事する日として「Responsib’ALL Day (レスポンシボールデイ)」が制定され、全社をあげて対外的な啓蒙活動にますます力を入れております。

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