マーケティング本部 ブランドコミュニケーション部 社員インタビュー
ブランドの魅力、世界観を
長期的視野で
正しく伝えていきたい
寺田 瑳那Sana Terada
2018年入社
マーケティング本部 ブランドコミュニケーション部
ブランドマネージャー
入社までの経緯を教えてください。
海外採用から
日本採用に転籍しました
私はもともとアイルランドにあるブランドカンパニーで採用された「ジェムソン」のアンバサダーとして“来日”しました。大学卒業後、英語を習得したいと思い、アイルランドに留学しました。そこで友人に勧められて飲んだお酒が、「ジェムソン」でした。就職活動の時期に、「ジェムソン」がアンバサダーを募集していたことを知り、これは受けるしかないと思いました。
アイリッシュウイスキーのアンバサダーはアイルランド人であることが多いので、日本人が派遣されてきたというのは異色だったと思います。そこで経験を積むうちに、マーケティングを本格的に学びたいと思い、またこのまま日本で働きたいという気持ちもあってペルノ・リカール・ジャパン(以下PRJ)に入社することになりました。だから私は同じ会社にいながら、実はブランドの海外採用から日本採用に転職をしているんです。担当は、アイリッシュウイスキーからスコッチウイスキーに変わりましたが、どれも好きなブランドなので、やりがいを感じています。
現在のお仕事内容を教えてください。
ブランドの世界観を正しく伝えるために
「ザ・グレンリベット」「アベラワー」「シークレット・スペイサイド」の3ブランドのマーケティングを担当しています。私の仕事は、グローバルで作られたブランドコミュニケーション施策を日本市場のターゲット消費者に響くようにローカライズすることです。SNSやデジタルを通じてブランドの情報を発信することはもちろん、現場で動く営業の方々が商品の特徴やメッセージを取引先の方々にうまく伝えられるような資料や販促品、プロモーションやイベントの実施等、多岐にわたります。「ジェムソン」のアンバサダーの時も同じように感じていましたが、ブランドマネージャーとしてより長期的戦略について考えるようになりました。それぞれのブランドについて学び、それを求めているターゲット層にどう伝えるかということを考える作業は、答えのない難しい仕事ですが、同時に毎日とても楽しいです。PRJのブランドの魅力や世界観を色々な人に伝えたい、という情熱を持って日々働いています。
PRJはどんな社風の会社ですか?
年齢、経験に関係なく
挑戦させてくれる会社
私自身そうですが、お酒が好きで自社ブランドを愛する、楽しい人が多い会社です。アンバサダーからPRJの社員になりたいと思ったのも会社の雰囲気がいいことが一番大きな理由でした。営業とかマーケティングとか経理とか、部署に関係なく仲がいいし、風通しがいい。あとは、インターナショナルな会社ということもあり、多様性が尊重されていると思います。働き方、服装などは比較的自由ですし、社歴や役職に関係なく、新しいアイデアを出すことが推奨されています。年齢、経験に関係なく挑戦させてくれる会社だと思います。
仕事をしていてやりがいを感じるのはどんなときですか?
手応えのあるプロモーションを手掛けたい
マーケティングの仕事は、消費者と直接関わる機会はほとんどありません。だから自分が手掛けたイベントやプロモーションが好評だった時に、すごくやりがいを感じます。私は、ちょうどコロナ禍で一番大変だった時期に今の職種に変わったのですが、そのタイミングで、取扱業者の方々向けの新商品発表イベントを開催しました。マーケティングのチームだけでなく他部署の皆さんの力も借り、開催するべきかどうかも迷いながら、オペレーションマニュアルも無い状況で細心の注意を払い、どうすれば安心・安全に開催できるかをとことん話し合って、無事に開催することができました。あとでイベントに参加くださった業者の方々や社内の他部署の同僚から「あのイベントを開催してくれてありがとう」や「あの時のイベントのブランディングがかっこよかった」と言ってもらえた時は、マーケティングとして皆さんの期待に応える施策ができたという達成感がありました。
消費者心理は、現場で学ぶ
マーケティングのアイデアは、オフィスにいるだけでは湧いてきません。日々、関連のニュースやデータはチェックしていますが、私の場合は、個人的なリサーチとして消費者の方がどういう店でどういう飲み方をしているのか、実際にいろいろな店に足を運んで自分の目で見るようにしています。データには消費動向などの大きな動きはあらわれますが、細かい消費者心理まではわからない。店の方や飲んでいるお客様に話を聞いてみると、思ってもみない声を聞けたりもします。
ブランドの魅力、世界観を
長期的視野で
正しく伝えていきたい
マーケティング本部 ブランドコミュニケーション部 ブランドマネージャー