ペルノ・リカールグループでは、「コマーシャル・コミュニケーション基準」を内部規範として全世界へ展開する広告すべてに適用しています。
ペルノ・リカールグループは2007年に「コマーシャル・コミュニケーション基準」を策定しました。ペルノ・リカール・ジャパンのマーケティングチームは日本の酒類業界の自主基準である「酒類の広告・宣伝および酒類容器の表示に関する自主基準」と合わせて、この内部規範を遵守し、商品の広告・宣伝活動を行っています。アルコールの過剰摂取や無責任な摂取は、個人的にも、社会的にも、また健康の上でも好ましくない結果を招きかねません。
この基準の目的は、ペルノ・リカールグループのコマーシャルメッセージにおいて、アルコールの過剰摂取や乱用を決して助長したり容認したりしないようにすることにあります
「コマーシャル・コミュニケーション」とは、媒体を問わず(印刷媒体、放送媒体、ラベル、パッケージ、インターネット、新技術、スポンサーシップなど)、消費者を対象としたブランド広告またはマーケティングコミュニケーションのことで、消費者・販売店対象の販売促進、関連グッズ、POPも含まれます。
ペルノ・リカールグループのコマーシャル・コミュニケーションは以下の要件を満たすものとします。
当基準には、飲酒と不適切な状況を結びつけることを禁じる条項も含まれます。不適切な状況とは、車の運転、危険な行為、身体能力、社会的成功、性的成功、健康増進効果、未成年などです。またデジタルメディアの仕様に関する詳細なガイドラインも設定しており、適切な製品革新を実現するための要件も含まれています。ペルノ・リカール経営執行委員会の下に設置された「責任あるマーケティングパネル」が、グループが実施するコマーシャル・コミュニケーションのすべてがこの基準を満たすようチェック機能を果たしています。