2011年にスタートした「レスポンシボール・デー (Responsib’ALL Day)」は、ペルノ・リカールの全社員が同じ目的で集い、「サステナビリティへの責任」を学び、ベストプラクティスの共有と具体的な取り組みの実施を促すことを目的とした活動です。
年に一度6月に実施しており、その日はグループに所属する19,000人の社員が同じテーマのもと、それぞれの地域のパートナーや慈善団体と協力しながら活動をします。
ペルノ・リカールでは、社員と共に、自然保護と地域社会への支援を通じて、持続可能な未来を実現する使命に取り組んでいます。
今年度のグローバルテーマは「ウェルビーイング」。「自分も相手も大切にする」というコピーのもと、本社・支社・支店それぞれで6月15日(木)に活動を実施。今年はフィジカルウェルビーイング、メンタルウェルビーイング、ソーシャルウェルビーイングの3つのパートに分け、それぞれ「ヨガ」「アロマセラピー」「清掃活動と自然探索」を体験しました(アロマセラピーと自然探索は公益財団法人日本自然保護協会のサポートのもとに実施)。
それぞれのグループでは、なぜその活動が自身のウェルビーイングにとって重要なのかを確認したあと、それぞれの時間を仲間と楽しみ、会社と社会へのエンゲージメントが向上を実感する機会となりました。
ペルノ・リカール・ジャパンでは、コロナ禍により別のプログラムへの変更を余儀なくされていたレスポンシボール デイを、2年ぶりに実施いたしました。
今年度のグローバルテーマは「自然や生物多様性の保護と回復に貢献する」というもので、日本では「身近なところからつながる自然や海を守る」ことにフォーカスし、本社・支社・支店それぞれで6月16日(木)に清掃活動を実施。公益財団法人日本自然保護協会(通称NACS-J)の「砂浜ムーブメント」に賛同し、NACS-J監修のもと、なぜ街中での清掃活動が砂浜を守ることにつながるのか、ということを動画を通じて学びながら、東京ではオフィス近くを流れる神田川流域5か所でゴミ拾いを実施しました。
本社・支社・支店のあるエリアで集めたゴミや活動の様子は専用アプリでカウントし、エリアによるゴミの特性の違いなどの事後報告も共有することで、個々人の意識を高めることへと繋げました。
ペルノ・リカール・ジャパン株式会社では、今年、グループのテーマと今年策定した2030年までのロードマップに定めた項目の一つである“資源循環”に着目し、様々な活動を実施しました。
公益財団法人 日本自然保護協会と一般社団法人 JEAN協力のもと、社長のフアドも参加し、社員による鵠沼海岸のビーチクリーンを実施。一斉に海岸でごみ拾いを行い、自然物(海藻や流木など)と人工物(ペットボトルや発泡スチロールなど)に分別。ごみの個数やどこから流れ着いたものなのかなどを国際基準に基づき分析し、結果を発表しました。
またレスポンシボールデイ当日には、大阪商業大学准教授でNPO法人プロジェクト保津川の代表を務める原田禎夫氏をお迎えし、プラスチックごみ問題に関して講演いただきました。また、ペルノ・リカール・ジャパンで展開するテキーラ「オルメカ アルトス」を使ったサステイナブルなカクテルメイクキングやワークショップも実施し、「オルメカ アルトス」が提唱するサステイナブルな取り組みと共に環境保護への理解も深めました。