commitments

nurturing terroir

環境保護​

TERROIR(テロワール)とは、フランス語で土地や土壌を意味し、製品は、その原材料が育つ土壌によって特徴付けられます。すべてのブランドが原産国に深く根ざし、そのブランドが生まれた地域社会で重要な役割を果たしています。

ペルノ・リカールでは、世界中の25万ヘクタール以上の土地から天然原料を調達しており、今後も持続的に高品質の原材料を確保できるよう、主要原材料の100%が最終的に持続可能であると認証されるよう、事業全体で実践していることと同時に、生物多様性の保全にも取り組んでいます。

生物多様性の保全​

グループでは2030年までに、生物多様性に関する各地域での差し迫った課題に取り組むプロジェクトを、直系関連会社の100%で実施することを目標としています。

日本では公益財団法人日本自然保護協会の活動をサポートし、生物多様性復元を目的とした「赤谷の森プロジェクト」とコラボしたブランド活動や、社員対象サステナビリティ推進活動の一環である地域清掃活動など、様々な取り組みを協働で実施しています。

再生可能な農業​

2025年までに、ペルノ・リカールグループが世界8カ所(アルゼンチン、カリフォルニア、コニャック、シャンパーニュ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、中国)のワイン生産地域に有する自社ブドウ園において、再生農業の実証プロジェクトを実施し、自然界で見られる表土、水域、生態系の改善プロセスを再現します。

その後、2030年までに、この実証実験で得られた知見を5,000軒以上の契約農家と共有します。

テロワールのマッピング​

原材料の原産地と、地域環境における社会的、環境的問題を確認し、持続可能性へのリスクが特定できるように、マッピングしました。​

2022年までに、農産物原材料のすべてをマッピングし、リスク評価を可能にしました。

農産物原材料に関わる
二酸化炭素排出量削減​

サプライチェーン(原材料、包装、物流)に起因する二酸化炭素の排出を削減します。​

農産物原材料の二酸化炭素排出量を削減し、目標全体 (2030年までに原単位の50%削減) に貢献します。​

原材料調達 (認証)

主要な農産物の原材料は、持続可能性基準に従って選び調達されています。​

主要な原材料*は、100%認証された調達原材料にしていきます。

*穀物・麦芽、ブドウ・ワイン、リュウゼツラン、サトウキビ・ビート製品、5つの主要な香料原料を対象としています。

持続可能な農業の推進 (調達)

ペルノ・リカールでは2021年9月、持続可能な農業のための新たな取り組みとして、国際自然保護連合(IUCN)の「農業と土地の健全性イニシアティブ」を支援する最初の企業として、パートナーシップの締結を発表しました。

このイニシアチブでは持続可能な農業へのコミットメントの構築、最善の方法の共有、そしてコレクティブ・インパクトの実現に貢献していきます。