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適正飲酒

ペルノ・リカールは「コンヴィヴィアリティのクリエイター」として、社会的な交流を、分かち合いとウェルビーイングのある真の心温まる体験に変えたいと考えています。しかし、「コンヴィヴィアリティ」の前提条件となるのは適正な飲酒への「責任」です。

当社では、不適切な飲酒が個人とそのコミュニティに害をもたらす可能性があると考えています。よって業界関係者、市民社会、政府、地方自治体、国連機関と協力し、不適切な飲酒を防止し、削減することに取り組んでいます。それにより、より和やかでコンヴィヴィアルな世界の実現を目指します。

責任ある飲酒戦略

飲酒運転撲滅を目指して

楽しいはずのお酒で、悲劇を引き起こしてほしくない – 飲酒運転による死亡事故は平成20年以降減少幅が縮小しています。

ペルノ・リカール・ジャパンはお酒を取り扱う会社の責任として、飲酒運転撲滅を目指す2つのプロジェクト、「STO DRUNK DRIVING PROJECT」「TEAM ZERO FUKUOKA」を応援しています。

活動報告

  • 株式会社エフエム大阪が2007年より推進する飲酒運転撲プロジェクト「STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」への協賛
  • 福岡県の行政、賛同企業、市民団体が一丸となって飲酒運転撲滅を目指すプロジェクト「TEAM ZERO FUKUOKA」への協賛
  • 飲酒運転の危険についてポイントをわかりやすくまとめたオリジナル「DON’T DRINK AND DRIVEリーフレット」(ペルノ・リカール・ジャパン作成、特定非営利法人アスク監修)の制作・イベント各地での配布
STOP! DRUNK DRIVING PROJECT 福岡のみんなの力で、飲酒運転ゼロへ TEAM ZERO FUKUOKA

2011年よりLIVE SDD(STOP! DRUNK DRIVING)に協賛、リーフレット配布

豪華アーティストが共演し、飲酒運転撲滅を呼びかける大阪城での盛大な音楽ライブ(毎年2月開催)に協賛、会場に集まる1万人もの観客に飲酒運転の危険について知識を深めていただけるよう、DON'T DRINK AND DRIVE リーフレットを配布しております。

表面
裏面

「チームゼロフクオカ」への協賛

飲酒運転事故の悲しさを一番知っているはずの福岡県でなぜ飲酒運転がゼロにならないのか―2006年8月25日、福岡市東区の海の中道大橋で発生した飲酒運転事故により、幼い3人の命が奪われました。事故から5年がたった2011年8月25日、行政・企業・市民団体が協力して生まれた啓発キャンペーンが「チームゼロフクオカ」です。ペルノ・リカール・ジャパンでは2013年より、賛同企業として新聞紙面の呼びかけや啓発イベントに協賛しています。

過剰な飲酒の防止

東京消防庁管内で急性アルコール中毒によって救急車搬送された人は約1万1129人(令和2年度)。その半数が20代および10代であることが分かっています(東京都消防庁調べ)。

ペルノ・リカール・ジャパンは、お酒を取り扱う会社の責任として、20歳未満の飲酒と飲酒強要撲滅を目指し、若い人たちが楽しく安全にお酒を飲めるよう啓蒙活動に努めております。

お酒は適量を、大人のたしなみで。​
”DRINK MORE WATER”キャンペーンをグローバルで展開

「Drink More Water」は、2021年にヨーロッパ、アフリカ、ラテンアメリカで開始されたグローバルデジタルキャンペーンで、2023年には日本を含むアジアの14の市場に拡大・展開されました。

飲酒の際に水を飲むことは、体の水分を保ち、脳の機能を守るのに役立ちます。お酒を飲む場で積極的に水を飲むことを描写したキャンペーン・クリエイティブを通じて、心に残る時間を仲間と過ごす楽しさとその方法をお伝えしています。

コンパの多い春の新入生歓迎期、​
リーフレットとウェブサイトで”DRINK MORE WATER”のメッセージを発信​

日本ではこの「DRINK MORE WATER」のアジア横断型キャンペーンに沿って、お酒を飲むときに一緒に飲む水の重要性や、お酒の失敗談などを記載したウェブサイトを展開。また首都圏の大学に同デザインのリーフレットを配布し、お酒を飲む機会が増える夏を前に、正しい知識を身に着けて楽しくお酒を飲むことの大切さを訴求しました。

未成年飲酒防止の取り組み

公益財団法人日本学校保健会「学校における飲酒防止教育研修会」に協賛

主に教職員を対象とした未成年飲酒防止研修をオンラインで年に1度実施しています。​

公益財団法人日本学校保健会「学校における飲酒防止教育研修会」に協賛

毎年3月に「未成年飲酒防止啓発ポスター」を全国の教育委員会、公立小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校に配布しております。​

未成年への注意喚起を目的に、毎年スポーツなどのジャンルで活躍する若きアスリートをモデルに起用し、また学生によるキャッチコピーを広く募集し、採用しております。​

妊娠中・授乳期の方に対する注意
喚起

妊産婦・授乳中の女性がアルコールを摂取した場合、胎児や乳児に悪影響を及ぼすことがあります。
ペルノ・リカールグループでは、妊娠中・授乳期のアルコール摂取のリスクをご説明し、ご理解いただくよう努めています。

「妊娠中・授乳中はお酒はゼロ」を推奨しています

「妊娠中・授乳中であっても、少し飲むくらいなら問題ないだろう」と思っていませんか? 実は、どれくらいの飲酒量なら胎児・乳児に危険が及ばないかということについてはっきりしたデータはありません。そのため、多くの保健機関は、用心のため妊娠中や授乳期はアルコールを一切口にしないよう勧めています。

ペルノ・リカールグループは、妊娠期間中・授乳期間中は飲酒をやめるべきという医師や公共保健機関の助言に賛同します。これは日常的な飲酒、たまの飲酒、お祝いの席での飲酒など、あらゆる飲酒を断つということです。

妊婦シンボルマークの導入

2005年にフランス議会は、フランス国内で販売されるアルコール飲料のラベルに妊婦シンボルマークを表示し、妊婦が飲酒することの危険性を告知することを義務付ける法案を可決しました。

ペルノ・リカールグループはこの取り組みをさらに推し進め、EU圏の27カ国で販売する全酒類製品にこのシンボルマークを表示しています。さらに2013年には、アルコールの有害な使用の低減のための5つの誓約が発表されたのを機に、ペルノ・リカールグループはさらなる積極的な取り組みとして、当グループが全世界で販売するすべての酒類製品にこのシンボルマークを表示することにしました。